ベッカー 世界7位ルーネとのコーチ契約が終了「必要なものを与えることができない」＜男子テニス＞
SNSで報告
男子テニスで元世界ランク1位のBo・ベッカー（ドイツ）が6日にSNSを更新し、世界ランク7位のH・ルーネ（デンマーク）のコーチを辞任したことを明らかにした。 【西岡 良仁、ダニエル 太郎らダラスOP組合せ】 ベッカーは昨年10月下旬からルーネのコーチに就任。その後は最終戦のNitto ATPファイナルズ（イタリア/トリノ、室内ハード）などに出場し、2024年シーズンもコーチ契約を延長することを発表していたが、突然の辞任となった。 ベッカーはX（旧Twitter）で「今回、ホルガー・ルーネのヘッドコーチを辞任することをお知らせしたい。僕らは昨年末、ATPファイナルズに進出するという当初の目標を持ってこのパートナーシップを開始したが、さらに前進して今後成功させるためには、僕ができること以上にホルガーのために尽力する必要があることに気づいた。仕事上、および私的な責任のため、僕はホルガーが今必要なものを与えることができない。彼の幸運を祈るし、僕はこれからも彼の1番のファンであり続けるだろう。この旅を一緒にできたことに本当に感謝している」とつづった。 世界ランク7位で20歳のルーネのメインコーチとしてツアーに帯同し続けることはテレビ解説などのタレント業も行うベッカーにとって重荷になり、今回の契約解除という決断に至ったことが明かされた。 また、同日ルーネはアメリカのフロリダ州に本拠地を構えるIMGアカデミーの所属になることを発表。今後のサポートや代理人としての仕事はIMGアカデミーを通して行われることが決まった。
