NEWS加藤シゲアキが来阪、メンバー小山慶一郎へ「万年筆を使えるような男に」
NEWSの加藤シゲアキが8月21日、「阪急メンズ大阪」(大阪市北区)内の「MONTBLANC(モンブラン)」ポップアップストアのオープンを記念して来阪。作家として、愛用する万年筆への愛を語った。 【写真】セットアップを着こなす加藤の全身ショット ドイツ発のラグジュアリーブランド「MONTBLANC」の代表傑作といわれる筆記具「マイスターシュテュック」の100周年を記念した同ストア。来店した加藤は「木のぬくもりのあるやさしい空間、それでいて色味がビビットなのでワクワクします」と、早速大阪ならではの空間に魅了されたよう。 大阪とのつながりにも触れ、「5~10歳まで豊中に住んでいたので、最初の記憶が大阪で過ごした幼少期で、すごくホームのような。今の大阪は随分発展して、ファッションにおいても重要な起点になっているんだろうなと今回改めて実感しましたし、好きな場所のひとつです」と思い出を振りかえった。 これまで著書の内2作品が直木賞候補になるなど、作家としても活躍する加藤は、普段から同ブランドの万年筆やボールペンを愛用。「上質で品があるので、持つだけで背筋がピンとする」と魅力を語り、「友人の家族の形見分けでいただいたり、いろんな思いがつまっていて、受け継がれていくペン」と感慨深げ。 24歳で作家デビューした頃から使い始めたといい、「特に万年筆で書きたいのはお手紙。水が流れるようにインクが滑らかに出るので、書くことで楽しくなるし、左利きの僕のクセ字も個性として受け止めてくれる」と熱弁。小説の執筆はPCを使いつつも、メモ書きや構想での相関図、台本の書き込みでは「万年筆を使う方が気分が上がるし、かっこつけやすいですね」と笑顔に。 「受け継ぐペン」として贈りたい相手を問われると、「価値が分かってくれる後輩かな。まだプレゼントを返せてない子もいるので」と答え、さらに「NEWSのメンバーなら?」の質問には「浮かばない(笑)!」と即答。「小山さんは万年筆を使えるような男になってほしいですね。増田は分からない・・・」と苦笑いでメンバーをいじる場面も。 最後には、大御所作家を見習って「いつか作品を原稿用紙に書きたいと思っているんです。でも、紙だと気軽に直せないんで、ある程度自分の中で磨いてから書くっていうことをやってみたいですね。そろそろかな・・・万年筆で書いて、夢のひとつです」と野望をのぞかせた。 同ストアは「阪急メンズ大阪」1階メインステージにて、8月27日までの開催。時間は平日・昼11時~夜8時、土日祝・朝10時~夜8時。 取材・文・写真/塩屋薫