【あのクズ】ほこ美と海里がラストシーンで急展開 明らかになったタイトルの本当の意味にネット「制作陣すごい」
「あのクズを殴ってやりたい」の意味がまたまた変わった第5話
俳優の奈緒が主演を務めるTBS系火曜ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』(火曜午後10時)の第5話が、5日に放送された。今回は奈緒演じる主人公・佐藤ほこ美と、玉森裕太演じるクズ男・葛谷海里の関係が動き出し、視聴者からは興奮の声があがっている。 【写真】「めちゃくちゃカッコ良いです」 プロも絶賛した主演・奈緒のボクシングシーン (以下、ドラマの内容に関する記載があります) 本作は、結婚式当日に彼氏に逃げられてしまったほこ美が、人生どん底のタイミングで海里に出会い、プロボクサーを目指していくガチンコボクシングラブコメディー。まじめで真っすぐな性格のほこ美・29歳は、結婚目前で彼氏に逃げられ破局。さらに彼氏が浮気していたことも発覚。そんな中、優しくて人懐っこい海里に出会ったことをきっかけに、自分を変えるためボクシングの世界へ一歩踏み出していく。 海里は、兄のように慕っていた先輩ボクサー・平山大地(大東駿介)が自身と対戦後に亡くなったことから、大きなトラウマを抱えていた。ほこ美から誘われたボクシングの試合会場になんとか姿を現したものの、過去に入り込んでくるほこ美を遠ざけるように。それでもほこ美はカメラマンとして働く海里に、勤務先の市役所で開催されるフォトコンテストに応募するよう伝えるのだった。 海里は、ボクシングの試合をきっかけに羽根木ジムのメンバーが少しずつ前に進み始めたことを実感し、自身も前へ進むことを決意。アシスタントカメラマンの相澤悟(倉悠貴)から紹介された事務所で、カメラマンとして働くことになった。前へ進むため平山の命日の法要を訪れ、親族から罵倒されても頭を下げ続けた。さらに、自身を勘当し、カメラマンの仕事を妨害する実の父親・富岡議員(橋本じゅん)にも会いに行き、仕事を続けたいと頭を下げた。自分なりにできることを考えた海里は、フォトコンテストにも応募する。 しかし、決まっていた事務所の仕事は海里の過去を理由に取り消され、フォトコンテストにも遺族からクレームが入る。自ら応募を取り下げた海里は自棄になり、相澤に誘われるがまま女の子たちと飲み会に向かい、泥酔する。 海里の追い詰められた状況を知ったほこ美は、いたたまれなくなり海里のもとへ向かう。しかし海里は冷たく当たる。さらに、何かできることはないかと聞くほこ美に、「じゃあ、やらせてよ」と最低な言葉をかけ、去ろうとする。しかしほこ美は海里の腕を取り、「いいよ」とホテルに向かった。 「ちょろすぎ。こんな所まで来て。だから男にだまされんだよ」と失笑する海里に、ほこ美は「だまされてもいい。私知ってるから。あなたが必死にもがいてることも。本当は強くて優しい人だってことも。まわりに迷惑かけないように、わざと遠ざけていることも」と、真っすぐ伝えた。 海里は初めて、苦しい思いを吐露する。「俺だってやろうとした。みんなが前に進むのを見て。けど……、前に進もうとする度に思い知らされる。どんなに悔やんでも悔やんでも悔やんでも、時間は戻せない」と涙を流した。ほこ美は海里の背中を後ろから抱きしめ、「世界中の人が、あなたのことを何と言おうと、私が側にいます。味方でいます。だから、自分を壊さないで」と語りかけた。さらに、「それでも前に進まなきゃいけない時は、私があなたを殴ってやります。あなたのことが、好きだから。私が殴ります」と、思いを伝えた。 海里の辛い状況と、初めて見せた弱音に、SNS上では「あー無理泣ける」「海里やっと気持ち話せたね」「前を向こうと思っても、また傷つけられる海里。せつなすぎ」と同情する声が。またほこ美からの突然の真剣告白にSNS上では、「お、ほこ美ついに告白」「ついにとうとう言ったね」「海里を救えるのはほっこーしかいないね」と興奮する視聴者も。 また「“殴ってやる”の意味が一転した衝撃のラストだったね」「タイトルが最初に思ってたのと良い意味で全然違う意味を持ち始めて唸っている…制作陣すごい」という反応も見られた。タイトルについては、「殴ってやりたい」と思った「あのクズ」が、結婚式をドタキャンした婚約者ではなく海里であることが判明した第1話でも驚きの声があがっていた。
ENCOUNT編集部