【新緑賞】リアレストが後方から豪快に追い込み快勝
4月20日の東京9Rで行われた新緑賞(3歳1勝クラス、芝2300メートル、馬齢、11頭立て)は、田辺裕信騎手の3番人気リアレスト(牡、美浦・尾関知人厩舎)が道中は後方で脚を溜めると、直線で外から豪快に追い込み2勝目を挙げた。タイムは2分18秒8(良)。 1馬身1/4差の2着に好位からしぶとく伸びたエラン(4番人気)、さらにクビ差の3着には中団から追い上げたコスモレオナルド(8番人気)が入った。なお、1番人気に支持されたクラッシファイドは、大きく離された最下位に終わっている。 リアレストは、父リアルスティール、母クィーンズベスト、母の父ワークフォースという血統。通算成績は6戦2勝。 ◆田辺裕信騎手(1着 リアレスト)「スタート次第で前のほうを取りたいと思っていましたが、二の脚のところで他の馬に被せられる形になり、予定よりポジションを下げてしまいました。競馬自体は淡々とした感じで行ったので、前との距離を測りながら行けたので、最後にどれだけ伸びるかなと思っていました。思った以上に反応も良く、調教よりも実戦のほうがいいイメージでした。まだ少し緩いところがありますし、成長の余地があると思うので、楽しみです」 ◆尾関知人調教師(同)「ここ2戦はいろいろと向かない部分や、ついていない面があり、力を発揮しきれなかったです。きょうはいい馬場で走れましたし、少し上りがかかって、長く脚を使うこの馬に向いた形になりました。まだ少し緩くて、伸びしろがある馬なので、この先が楽しみです。今後は状態を見て決めますが、さすがにダービーまでには時間がないと思います」