上々の序盤戦を過ごすチェルシー、マレスカ監督はチーム作りを焦らず「試合展開を学ぶ必要がある」
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が、現在のチームの立ち位置について言及し、焦らずチームを作り上げる方向性を示した。イギリスメディア『Football London』が同監督のコメントを伝えている。 【動画|チェルシー vs ニューカッスル】プレミアリーグ ショートハイライト マウリシオ・ポチェッティーノ前監督が昨シーズン限りで退任し、マレスカ監督が今シーズンより就任したチェルシーは、ここ数シーズンの不安定な戦いから脱却しつつある。リーグ戦ではマンチェスター・シティとリヴァプールに敗れたものの、5勝2分2敗で5位につけている。 マレスカ監督は今月初めに「マンチェスター・Cやアーセナルと競争できるとは思えない」と語り、リーグタイトルを争うには時期尚早と考えていたが、その考えに変わりはないようだ。記者団からUEFAチャンピオンズリーグ出場権を争うプレッシャーについて問われた同監督は以下のように答えた。 「すでに言ったように、クラブは私に対してトップ4について1度も言及したことはない。彼らは初めて会った時から常に『目標やアイデアは今後4、5年間で重要なものを作ることだ』と言っていた」 「もちろん、目標を達成するために最後までベストを尽くすつもりだ。選手にプレッシャーをかけたいとは正直思わない。毎試合進んでいけば、自分たちの立ち位置もわかると思うし、トップ4やトップ6のことを考え始めると、シーズン終盤のことを気にしてしまう」 また、2-1と勝利したプレミアリーグ第9節のニューカッスル戦を振り返り、毎試合から得られる教訓を今後の糧にしたいと考えている。 「我々はもっとうまく守備も攻撃もできるし、試合をコントロールすることもできる。ニューカッスル戦の最後の20分間は、正しい方法で試合をコントロールすることができなかったが、これは学ぶ過程でもある」 「我々はハイプレスをかけてくるチームや、後ろで守備を固めるチームなど、異なる試合展開を学ぶ必要がある。このようなことが、我々とそれらのクラブ(マンチェスター・Cやアーセナル)にまだ差がある理由だ」
SPOTV NEWS