左からDJふぉいさん、DJ社長さん（2023年7月撮影）

　音楽グループ「RepezenFoxx（レペゼンフォックス、旧レペゼン地球）」公式Xが2024年11月1日、メンバーの「DJふぉい」さんの解任を発表し、波紋を広げている。 【動画】意味深すぎる「DJふぉい解任のお知らせ 」 ■23年末のリーダー失踪から約1年でグループ「1人」に 　レペゼンフォックスをめぐっては、23年12月にリーダーだったDJ社長さんが「失踪」。残る4人で活動を続けていたものの、3月にGINTAさんが、5月にDJまるさんが相次いで脱退した。 　DJ社長さんは6月に活動を再開するも、8月28日にグループ公式Xで、理由を伝えず脱退を発表した。その後は、DJふぉいさんとDJ脇さんの2人でグループを存続してきた。 　そうした中、グループ公式Xが「メンバーのDJふぉいを令和6年11月1日を持ちましてRepezen Foxxより解任する運びとなりました」と発表した。 　理由については明かさず、「日頃より応援してくださっている皆様、お世話になっている関係者の方々へ　突然のご報告となりましたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪し、DJふぉいさんの本名に宛て「松本絃歩に幸あれ」とした。 　「代表取締役社長 木元駿之介」と、DJ社長が本名名義で明かした。

「摩訶不思議な状況すぎて非常にファなのだが」

　DJふぉいさんは預かり知らぬことだったようで、個人のアカウントで自身の解任を伝える投稿を引用し「摩訶不思議な状況すぎて非常にファなのだが」と反応。続く投稿では、舌を出した白い犬の写真を添え「難しいことは分かりません」とした。 　その後、グループとしてのアカウントに「このアカウントはここに置いていきます！！　レペゼン最高だった、安らかにグンナイ!!　」とメンバーら5人が並んだ写真を投稿した。 　残るDJ脇さんはXで「俺元マネージャーだよ」とつづり、途方に暮れている様子を明かした。

「叩けば埃はまだ出るよ　バレてないだけでまだあるよ」

　一方で解任発表を行ったDJ社長さんは、同日「DJふぉい解任のお知らせ / DJ SHACHO - Nobody's waiting for us」と題した動画を公開し、意味深なメッセージを明かした。 　ゆったりとした曲をBGMに、DJ社長さんは花束を持ち「松本家」の墓を訪れ、線香をあげて手を合わせて祈った。 　帰る道すがらスマートフォンを取り出すと、元メンバーの「DJまる」さんの逮捕を伝えるネットニュースに気付き「え？　元メンバー逮捕？」と呟くと、「はい　オワリ　オワリ　オワリ！　もうオワリ！」と絶叫しながら宙に舞い上がった。 　アップテンポなBGMに合わせ、DJ社長さんは空を飛び街を破壊し、「生きる価値なし　犯罪集団　まとめて消えろ　悪霊退散」などとリズムに乗せてメンバーをこき下ろした。 　脱退・解任したメンバーのイメージカラーのインクのようなものを口から吐き出すと、「叩けば埃はまだ出るよ　バレてないだけでまだあるよ　週刊文春かけてくるよ」「いまどんな気持ち？　クビどんな気持ち？」などと意味深なメッセージを歌い上げた。 　メンバーらへの怒りをあらわにしたDJ社長さんだが、楽曲の終盤では「だけどわきなら大丈夫　悪いところ1ミリもないよ！」「わき頑張れー！　まじで頑張れー！」と残るDJ脇さんへの応援メッセージも伝えている。