ハンド女子「おりひめジャパン」 48年ぶり自力五輪出場に王手…14日・ハンガリーに5点差以上でパリ切符
◇ハンドボール パリ五輪女子最終予選(ハンガリー・デブレツェン) ハンドボール女子のパリ五輪世界最終予選は12日、ハンガリーで第2戦が行われ、日本代表「おりひめジャパン」は英国に43―16で快勝し、1勝1敗の勝ち点2とした。対戦予定だったカメルーンが渡航に必要な書類手続きを履行できず、10日に代わって英国が出場することが決まっていた。急な対戦国の変更にも冷静に対応し、確実に勝利をつかんだ。次戦は最終戦となり、14日に地元ハンガリーと対戦する。 世界最終予選は12チームが3組に分かれて総当たり戦を行い、勝ち点(勝ち2、分け1、負け0)で争い、各組上位2チームがパリ五輪の出場権を得る。1組の日本はハンガリーに勝てば、スウェーデンを含む3チームが2勝1敗の勝ち点4で並ぶことが予想され、その場合は当該チーム間の得失点差などで順位が決まり、日本はハンガリーに5点差以上をつけて勝つと、開催国枠以外では1976年モントリオール五輪以来、48年ぶりとなる自力での五輪出場となる。
報知新聞社