今が旬のホクホク!守り続けた「いいたて雪っ娘かぼちゃ」夫婦の夢が詰まった農家民宿で味わう至福の時を…
7年前に、飯舘村の避難指示が解除に。とみ子さんは、その翌日に飯舘村に戻り、福男さんと共に再びかぼちゃの栽培を始めた。 二人三脚で育ててきたが、2018年に福男さんが他界…。それでも、とみ子さんは生産を諦めず、福男さんと共に愛した「いいたて雪っ娘かぼちゃ」の魅力を伝える活動を続けている。それが、農家民宿という夢の実現にもつながっている。
「いいたて雪っ娘かぼちゃ」は、飯舘村の道の駅「までい館」でも販売されている。大きさによるが、1玉500円から1000円。その道の駅では、このかぼちゃを使ったプリンやマドレーヌとも出会うことができる。パッケージには、かぼちゃ畑で作業するとみ子さんと福男さんの姿も。
現在は、村の農家4軒で生産している「いいたて雪っ娘かぼちゃ」。「夫や仲間と大変な中育ててきたので、まるで娘のように愛おしい。出荷する際は、娘をお嫁に出すような思い」と話すとみ子さん。 おいしいかぼちゃを堪能するのはもちろん、とみ子さんと福男さんの暮らしや文化も体験できるような素敵な宿に、ぜひ足を運んでみたい。 Chu!PRESS編集部