“性別検査不合格”のボクサー2人が女子として出場… 物議を醸す事態もIOCが容認、いったいなぜ?【パリ五輪】
パリ五輪ボクシング女子に出場する2選手が、過去に性別適格性検査で不合格となり、出場権を剥奪された過去があるにもかかわらず、五輪出場は認められたことが海外複数メディアによって報じられるなど、話題を呼んでいる。 【画像】シュミット、ギュネシュ、ロザマリア、古賀紗理那…パリ五輪に華を添える美女アスリートを一挙紹介! 五輪等のスポーツの国際大会を中心に扱うメディア『インサイド・ザ・ゲームス』によると、アルジェリアのイマネ・ケリフと台湾のリン・ユーチンは昨年の世界選手権でDNA検査を用いた性別適格性検査で失格になったにもかかわらず、パリ五輪の出場資格を得ることができ、それぞれ現地8月1日の66キロ級2回戦、2日の57キロ級2回戦でそれぞれ初戦を迎えるとした。 世界選手権を主催する国際ボクシング協会はリオ五輪での審判不正問題や元会長の犯罪組織との関わりなどを理由に、国際オリンピック委員会(IOC)から史上初の五輪での国際競技連盟の承認取り消しを受けていた。 そして、同メディアはIOCのスポークスマンであるマーク・アダムズが「女子カテゴリーに出場するすべての選手が、参加資格基準を満たしています」とし、その根拠として、「彼女らはパスポート上では女性であり、それが事実であると述べている。彼女らは女性です」とIOCとしての判断の正当性を示したと紹介した。 物議を醸している2選手の出場。打撃力の差が顕著に現われる競技だけに、果たして試合はどのような展開となるのだろうか。 構成●THE DIGEST編集部
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