石破首相が初の所信表明演説 “カラー封印”なぜ? 野党は反発「納得と共感」は
■野党は反発「納得と共感」
ある野党の幹部は、「納得と共感内閣」という石破首相の言葉について「所信表明を聞いた後は、『失望と不信感』しかない」と話しています。 立憲民主党 野田代表「近代まれに見るスカスカの所信表明じゃないですか。総裁選挙のときには極めて具体的に熱っぽく語っていたことが、全然入ってないんですよ」 日本維新の会 馬場代表「以前おっしゃっていたことは、全てお蔵入りしてしまっています。国民側の考え方にもとづいた発言が全て封印されてしまった」 野党側はこの所信表明に対する代表質問、そして党首討論で攻勢を強めていきます。 ある立憲幹部は、「裏金議員の公認問題でも攻めどころは満載だ」と述べています。 石破首相は超短期決戦の選挙にむけて、有権者に「国会の議論で判断材料をしっかり示す」と言ってきました。その説明が「共感」できるか「不信感」に繋がるのか、石破首相は自身の思いを封印せずに説明してほしいです。