ティアーズ・フォー・フィアーズ、キャリア初の公式ライブ盤発売&新曲公開
ティアーズ・フォー・フィアーズが、40年以上のキャリアを詰め込んだ初の公式ライブ・アルバム『ソングス・フォー・ア・ナーヴァス・プラネット』を2024年10月25日にリリースする。今作から新曲「The Girl That I Call Home」のMVも公開された。 その他の画像 このアルバムには5曲(日本盤ボーナス・トラック1曲を含む)のスタジオ新曲に加え、ソールド・アウトとなった2023年7月に行われた米テネシー州フランクリンにあるFirstBank Amphitheaterでのライブ音源も18曲収録されている。 メンバーのカート・スミスは、「私たちが良いライブ・バンドであることを知らない人は多いと思う。彼らは私たち見て、2人組のキーボードとたくさんのバッキング・テープがあればそれで終わりだと思っている。何年もかけて、80年代の全盛期から比べれば、私たちは飛躍的に向上してきた」と語っている。 メンバーのローランド・オーザバルは、「公式のライブ・アルバムをリリースしたことがなかったから、これは40年がかりのアルバムと言えるかもしれない 」とコメントを付け加えている。 新曲「The Girl That I Call Home」についてローランドは、「妻のエミリーは、何年も僕にラブソングを書けと言ってきたんだ。それで結局、書いたんだ。ハワイにいた時、携帯電話を持って行って、毎日何度も何度もバックトラックの上で歌ったんだ。でも、どうしてもタイトルが思いつかなかった。ある夜、ベッドに入って、宇宙に向かって“本当にいいタイトルを教えてください”とお願いしたんだ。翌朝、目が覚めたら“The Girl That I Call Home”になっていた。妻も気に入ってくれている」とコメントしている。 ライブ・アルバムには、「Everybody Wants To Rule The World」、「Shout」、「Sowing The Seeds Of Love」、「Mad World」、「Head Over Heels」など、バンドを象徴するヒット曲の数々と、2022年にリリースされた17年ぶりのアルバム『ザ・ティッピング・ポイント』からの新しい人気曲が収録されている。 なお、アルバムのリリースに際し、ティアーズ・フォー・フィアーズはライブ映画『Tears For Fears Live (A Tipping Point Film)』をTrafalgar Releasingを通じて映画館で配給することを発表している(日本での公開は未定)。 ◎リリース情報 アルバム『ソングス・フォー・ア・ナーヴァス・プラネット』 2024/10/25 RELEASE 4,400円(tax incl.)