【レポート】WEST.重岡大毅&藤井流星もオアシスに夢中!『リヴ・フォーエヴァー:Oasis 30周年特別展』開催
11月1日より東京・六本木ミュージアムにて、オアシス(Oasis)デビュー30周年を記念した、彼らの魅力を再発見できる展覧会『リヴ・フォーエヴァー:Oasis 30周年特別展』が開催。それに先がけたプレス/関係者向けの内覧会には、WEST.重岡大毅&藤井流星のふたりも訪れた。 写真:WEST.重岡大毅&藤井流星も訪れた『リヴ・フォーエヴァー:Oasis 30周年特別展』 ■祝デビュー30周年!今年再結成を発表したオアシス 1994年のデビューアルバム発表以降、時代を超えて多くの人々の記憶と記録に残る名曲の数々を発表、2024年8月には再結成を発表し、改めてその人気ぶりと偉大さを示した、ロックンロールを語るうえで外すことのできないスターバンドのオアシス。 そんな彼らのデビュー30周年を記念し、再び時を刻みはじめた彼らの魅力を再発見できる展覧会『リヴ・フォーエヴァー:Oasis 30周年特別展』が、東京・六本木ミュージアムにて開催中だ。 開催に先駆け、10月31日にはプレス/関係者向けの内覧会を実施。再結成により注目を集めている影響もあり、内覧会には様々な世代のゲストが訪れ、改めてオアシスの人気ぶりを実感する。 ----- ■オアシスが歩んだ30年の軌跡をたどる 会場では専用のアプリをモバイルにダウンロードして、自身のイヤホンを装着し、本展のキービジュアルを撮影しているフォトグラファーのジル・ファーマノフスキー(Jill Furmanovsky)撮影によるポートレートのゲートをくぐると、瞬く間にオアシス空間へトリップ。 彼らの活動年表や、デビュー時から30周年を記念してグラフィック・デザイナー/アーティストである河村康輔(かわむら こうすけ)が手がけた最新までのロゴのヒストリー展示などを通じて、彼らの歩んできた30年を振り返った。 ----- ■ノエルとリアム、ギャラガー兄弟直筆の歌詞も! その後、これまで発表したオリジナルアルバムごとに、ヒストリーウォールが登場。 そこには、収録曲の直筆歌詞(ノエルとリアムによるもの。その筆跡の違いも見どころ)や、来日公演のスケジュール表など、作品やライブからは知ることのできなかったアルバムの表情、魅力を感じ取ることができる。 ----- ■事務所特別提供のアイテムが200点以上公開 また、ヒストリーウォール以外にも、彼らが演奏したギター(ケースを含め)などの楽器や獲得したトロフィー、さらにライブ告知をはじめとするポスターなど、英国にある彼らの所属事務所が特別提供してくれたアイテムがトータル200点以上も公開。 ノエルとリアム、ギャラガー兄弟を中心にしたバンドの呼吸がダイレクトに伝わってくる、圧巻の構成になっている。 ----- ■いしわたり淳治がオアシス楽曲の一部を再対訳 本展にあわせ、作詞家・音楽プロデューサーのいしわたり淳治が彼らの楽曲の一部を再対訳。 すでに動画サイトで公開されている「Whatever(ホワットエヴァー)」などをはじめ、アートワークとともにそれらを本展にて紹介している。 時間が経過したからこそ伝わる感動、またギャラガー兄弟の人間臭さが伝わってくると同時に、現在を生きる人々にとっても何かしらのヒントになるような心にしみわたる言葉の数々がアートワークとともに紹介されている。 ----- ■伝説のパフォーマンス映像を堪能できるブース さらに、会場内では、過去のフジロックや1996年のネブワース公演など、伝説のパフォーマンス映像が公開されているブースや、今年のフジロックでもノエルが\"ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ\"名義でラストに披露し、壮大な一体感を生んだ1995年リリースの2ndアルバム『モーニング・グローリー(原題: (What\'s the Story) Morning Glory?)』の収録曲である 「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」 にまつわるコーナーも設置。最後まで興奮と感動が押し寄せる構成だ。 ----- ■ここでしか手に入らない会場限定グッズ 展示作品を堪能し終えると、会場限定のグッズが並ぶコーナーがあり、そこには河村氏による本展のキービジュアルや新ロゴがプリントされたTシャツ、サッカー好きな彼らならではのパーカなどのアウター、ショルダーやトートバッグ、マグカップやビールグラスから、バッジやステッカー、読みごたえ・見ごたえのあるパンフレットまで、日常づかいできるアイテムがずらりとラインナップ。 これらグッズを一定金額購入すると、25年にロンドンとマンチェスターにて開催される今や超プレミアムとなっている再結成ライブのチケットが入手できるチャンスもあるので、多くを入手したい。 ----- ■重岡大毅&藤井流星がフォトブースでオアシス気分を味わう 充実の会場限定グッズを購入した後には、10年前に開催された 『CHASING THE SUN: OASIS 1993-1997 #あなたにとってのオアシスとは』 展でも話題を呼んだデビュー・アルバム 『オアシス (原題: Definitely Maybe) 』 のアートワークだけでなく、「リヴ・フォーエヴァー」でリアムが腰掛けていた\"椅子\"を再現したフォトブースも登場。メンバーの一員になった気分を楽しめるはずだ。 時間を忘れて、楽曲だけでなくそこから伝わる彼らの真摯な人間性も伝わってくるはずの展覧会。 幅広いゲストが訪れた内覧会には、WEST.のメンバーである重岡大毅(しげおか だいき)と藤井流星(ふじい りゅうせい)の姿もあり、時間を忘れ目を輝かせて彼らの世界に没入していた姿も印象深い。 デビュー当時からともに人生を歩んできた人はもちろん、活動休止後に彼らの魅力を知った世代にも、同様にオアシスの魅力、彼らが伝えているメッセージを感じ取ることができ、そしてより身近に感じるはずの展覧会。ここで生まれる熱意が、彼らのもとに届き、待望の来日公演が実現することを願うばかりだ。 ----- ■開催情報 『リヴ・フォーエヴァー:Oasis 30周年特別展』 開催期間:2024年11月1日~11月23日 会場:六本木ミュージアム(東京都港区六本木5-6-20) 営業時間:10:00~18:00 ※最終入場17:30
THE FIRST TIMES編集部