疫病流行を予言した”聖獣”「クタベ」仲間入り 水木しげるロードに178体目の妖怪像(鳥取・境港市)
山陰中央テレビ
鳥取県境港市の水木しげるロードに、新しい妖怪ブロンズ像が仲間入りです。 米子市の建設会社が、178体目となる新しいブロンズ像を寄贈しました。 水木しげるロードに新たにお目見えした妖怪ブロンズ像「クタベ」です。江戸時代の終わりに、越中、今の富山県の立山に現れたという妖怪です。人の顔を持つ牛の姿で現われ、原因不明の疫病流行を予言した「聖獣」として伝えられています。 観光客 「これから風邪をひかないなと思いました」 「(ご利益)もらっとかないかん・・・」 「クタベ」の妖怪ブロンズ像は、米子市の建設会社美保テクノスが寄贈したもので、美保テクノスの野津社長が境港市の伊達市長に目録を手渡しました。 水木しげるロードの妖怪ブロンズ像はこれで178体になりました。 美保テクノス・野津健市社長 「この妖怪像が、境港市の観光の振興に貢献してもらえればと思います」 水木しげるロードでは、近くの「水木しげる記念館」が4月22日にリニューアルオープン、27日から始まる大型連休には、多くの観光客が訪れそうです。
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