【写真：Getty Images】

　明治安田J2リーグは2024年のレギュラーシーズンが終了した。J1昇格争いを巡る一戦を筆頭に、今年も全国各地で熱戦が繰り広げられたが、今季最もスタジアムが盛り上がったのはどのカードなのか。2024年のJ2リーグ全380試合のなかで最も観客数を集めた対戦カードのトップ10をランキング形式で紹介する。

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6位：ベガルタ仙台対清水エスパルス（ユアテックスタジアム仙台） 観客数：19,007人 開催日：8月3日（第25節） 　ベガルタ仙台は8月のホーム3試合（清水エスパルス戦、鹿児島ユナイテッドFC戦、いわきFC戦）を対象に「ベガサマ！」と銘打って様々なイベントを実施。8月3日に行われた清水との一戦では、先着13,000人に特別Tシャツが配布された。首位チームを迎え撃つこともあって多くの観客が訪れ、19,007人がスタジアムを黄色に染めた。 　そして、日中の暑さが残るスタジアムで、仙台はサポーターの期待を裏切ることなく、最高の試合を演出した。 　4分に中島元彦のミドルシュートで先制すると、同点に追いつかれて迎えた52分には、クロスのこぼれ球を長澤和輝が左足で沈め、勝ち越しに成功。一進一退の攻防をしのぎ切り、リーグ戦3試合ぶりの勝利を収めた。 　清水に勝利し勢いに乗った同クラブは、8月のホームゲーム残り2試合を連勝で飾った。ピッチ内で結果が出ただけでなく、この清水戦がユアテックスタジアム仙台で行われたリーグ戦における今季最多入場者数だったことを踏まえても、今年の「ベガサマ！」は大成功に終わったといっていいだろう。