【日本1-2イラク|採点&寸評】負けるべくして“完敗”。16人全員が及第点未満の厳しい評価。最低点は守備者の2人に
選手交代も奏功したとはいえず…
[アジアカップ グループステージ第2節]日本 1-2 イラク/1月19日/エデュケーション・シティ・スタジアム 【PHOTO】日本代表のイラク戦出場16選手&監督の採点・寸評。全員が及第点以下の厳しい評価。最低点は守備者の2人 日本代表は現地時間1月19日、カタールで開催されているアジアカップのグループステージ第2節でイラク代表と対戦した。 日本は立ち上がりからイラクに押し込まれる。開始5分、GK鈴木彩艶が弾いたボールをアイメン・フセインに頭で押し込まれ、先制を許す。 その後、遠藤航や浅野拓磨らがチャンスを迎えたが得点を奪えずにいると、45+4分にも、カウンターから再びフセインにヘッドで決められて追加点を献上。2点のビハインドで前半を終える。 後半に入り反撃に出る日本は、攻撃に枚数をかけて押し込む展開が続くも、イラクの気持ちの入った守備を前にゴールが遠い。それでも90+3分に左CKから遠藤が頭で決めてようやく1点を返すも、追いつくことはできず。1-2で敗れて、グループステージ突破は最終節の結果次第となった。 ▼日本代表のチーム採点「5」 ベトナム戦からのスタメン変更は2人のみ。中村敬斗と細谷真大に代えて、久保建英と浅野を先発で起用し、グループステージ最大の難敵に挑んだ。 だが、大声援を受けて序盤から果敢に攻めるイラクの勢いに押され、鈴木が弾いたボールを押し込まれて先制を許すと、同じような形から警戒していたフセインに2点目を決められ、前半のうちにまさかの2点差をつけられた。 攻撃でもなかなか良い形を作れず、最後の局面で精度を欠くシーンが散見。CKから遠藤が一矢を報いたが、時すでに遅しだった。 右サイドの攻略と空中戦は明らかにイラクの狙い通りで、それに対応できず、負けるべくして負けた。1点差だが完敗と言っても過言ではない。 後半の2列目のポジションチェンジや選手交代も奏功したとはいえず、途中出場も含めて16人全員が及第点(6点)未満の厳しい評価をつけざるを得ない。ミスが相手の先制点に繋がった鈴木とイラクの標的となった菅原由勢を最低点の4.5点とした。 取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部) ※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。 ※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
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