フィギュア 三原舞依、来季はSP、フリーともに新曲へ 今季けがに苦しむも「完全復活する気持ちある」初のプレセンターに照れ笑い
フィギュアスケート女子で22年グランプリ(GP)ファイナル金メダルの三原舞依(シスメックス)が11日、都内で行われた大学スポーツを表彰する「UNIVAS AWARDS 2023-24」表彰式にプレゼンターとして出席した。黒色のパンツスタイルで登場し、「いつもスカートが多いんですけど、プレゼンターは初めてなのでちょっと大人っぽくシックな感じにしました」と照れ笑いで話した。 昨年は優秀賞に選出されたが、今年はプレゼンターとして登壇した。「お話いただいてうれしかった」と笑顔で喜んだ。自身は甲南大の大学院生として学業と競技を両立。現在は修士論文に着手しており、海外の論文などを読みこんでいる。「今は経営心理も読みながら、スポーツをしてきた経験も生かして、経験も込めたいろんなことが集まっている修士論文を書けたら」と思い描いている。 昨季はGPファイナル優勝など活躍したが、今季は右足首のけがに苦しんできた。「結構悔しかったり苦しかったりする時期も長かった」と振り返りつつ、「けがの状態もだいぶよくはなってきていて、来シーズンに向けて完全復活するという気持ちもある」と前向きに話した。「今しかできないことをコツコツやりながら、昨シーズン悔しかった部分も含めて、前の良かったシーズンよりレベルアップできるように、新しいことにもチャレンジしながら、足りていないこともしっかり補って体づくりをもう一度直している」と明かした。 来季はショートプログラム(SP)、フリーともに新曲に変える予定。「振付師さんと深くお話をしながら、まだ決定はしてないけどすごく楽しみにしている。オフシーズンにトレーニングも含めてしっかりしたい」と力強く意気込んだ。