『鬼平犯科帳 老盗の夢』2025年2月放送へ 松本幸四郎×橋爪功が並ぶメインビジュアルも
劇場版『鬼平犯科帳 血闘』が2025年1月に、最新作『鬼平犯科帳 老盗の夢』が2025年2月に時代劇専門チャンネルで放送されることが決定した。 【写真】『鬼平犯科帳 老盗の夢』場面カット 『鬼平犯科帳』は、1968年に文芸誌『オール讀物』で連載が開始された池波正太郎三大シリーズ(『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』)の一つで、累計発行部数3000万部を超える大ベストセラー時代小説。1969年に初代・松本白鸚主演で初めて映像化され、以来4度映像化されている 劇場版『鬼平犯科帳 血闘』は、十代目・松本幸四郎主演で新たに映像化したシリーズの劇場版。1月に放送されたテレビスペシャル『鬼平犯科帳 本所・桜屋敷』に続く本作では、主人公の鬼平こと長谷川平蔵(松本幸四郎)の過去と現在を交錯させながら、それぞれの時代で愛する者を救うため立ち上がる平蔵の姿が描かれた。『第26回上海国際映画祭(SIFF)』フィルムパノラマ部門に公式招待され、世界からも注目を集めた。 『血闘』の初放送を記念して、テレビシリーズ3作品(『本所・桜屋敷』『でくの十蔵』『血頭の丹兵衛』)も1月に一挙放送される。 最新作『鬼平犯科帳 老盗の夢』では、長谷川平蔵や密偵・小房の粂八(和田聰宏)とも因縁浅からぬ稀代の大盗賊・蓑火の喜之助(橋爪功)が、江戸での最後の大仕事を企てる。 あわせて公開されたビジュアルには、平蔵と喜之助の物憂げな表情が切り取られている。 松本幸四郎(長谷川平蔵役)コメント 私が主演を務めた劇場版「血闘」が、早くも来年1月に初放送を迎え、あわせてテレビシリーズ3作品も放送されます。 さらに、2月には最新作「老盗の夢」の放送も決まり、大変嬉しく思っています。 「老盗の夢」は、タイトルの通り、橋爪功さん演じる蓑火の喜之助の“夢”を描いた作品です。 平蔵は銕三郎の時代に喜之助と出会っていて、その後も粂八を介したつながりが描かれます。 「本所・桜屋敷」「血頭の丹兵衛」を見てから「老盗の夢」を見ていただくと、平蔵と喜之助が互いをどう思っていたかが深く伝わり、さらに作品の魅力を感じていただけると思います。 橋爪さんのお芝居は男の艶っぽさがあり、飄々としながらも存在感がありました。共演させていただけたことに感謝しています。 人間の奥深さが描かれた「鬼平犯科帳」の世界を、この機会に一人でも多くの方にお楽しみいただきたいです。
リアルサウンド編集部