岸田首相 派閥のパーティーや忘年会・新年会の自粛要請
日テレNEWS NNN
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受け、岸田首相は、自民党幹部に派閥のパーティーに加え、忘年会・新年会を自粛するよう求めました。自民党本部前から中継です。 これまで、裏金問題が発覚した安倍派などに対応を丸投げしてきた岸田首相ですが、党全体に対する批判の高まりを受け、自らが前面に出ざるを得なくなった形です。 岸田首相「党として信頼回復に向けての取り組み、これを明らかにするまでは、このパーティーの開催、これを自粛すること、さらには、年末年始の派閥の行事についても自粛をすること。このことをこの申し合わせ、徹底していくことを確認致しました」 党本部で6日に開かれた幹部8人による会合で、岸田首相の要請に対し異論は出なかったということですが、自民党内からは「派閥パーティーの当面自粛なんかでは、国民の信頼は取り戻せない」といった声が出ています。 また、政治家個人のパーティーは自粛の対象になっていないほか、一部の野党が求めていた政治資金規正法の改正についての言及もありませんでした。 東京地検特捜部の捜査も今後、本格化するものとみられ、事態の収拾は見通せない状態が続いています。