ガンプラ製「武者ガンダム」の“五月人形”を5月5日に公開 SNS絶賛「これなら悪鬼悪霊からお家を守ってくれる」
5月5日は「こどもの日」。日本には、古来から“端午の節句”として男の子の健やかな成長を願い、こいのぼりやかぶと(五月人形)を飾る風習がある。モデラーのスバルさん(@TjilpMb06bw75JD)は、五月人形風に仕上げた、『真武者頑駄無』を5月5日に投稿。ガンプラを五月人形に見立てて、フォロワーの“男子”の健やかな成長を願い、賞賛された。本作制作の裏側を聞いた。 【写真】『プラモ狂四郎』名シーンとともに…『真武者頑駄無』アザーカットほか<スバルさん作品集>
■生活様式の変化で節句をお祝いできない家庭も「ガンプラの五月人形があっても良いのでは?」
――端午の節句に、「武者ガンダム」を飾るとは素晴らしいアイデアですね。 【スバル】ありがとうございます。MG『真武者頑駄無 戦国の陣』を5月5日の「こどもの日」にポストするため、4月末頃から作り始めました。 ――そもそも、このアイデアはどのように発案されたのですか? 【スバル】近ごろは生活様式の変化で、こいのぼりをあげたり、五月人形を飾れない家庭も多くあると思います。時代の流れとともに、「ガンプラの五月人形があっても良いのでは?」と考え、プラモデルでも豪華に見えるように心がけて制作しました。 ――この『真武者頑駄無 戦国の陣』は“積みプラ”(購入後、いつか作るときのために大切に家で保管しているプラモデル)だったとお伺いしました。 【スバル】そうなんです。コロナ禍をきっかけにガンプラを作り始めて間もないころ、隣町の大きな家電量販店にたくさんガンプラが売っているとの情報を得て、友人と2人で買いに行きました。塗装するつもりだったので、普通の真武者頑駄無を買おうとしましたが、友人の強い勧めで、『真武者頑駄無 戦国の陣』を購入したことを覚えています。「いつか綺麗に作れるようになったら(作ろう)」と思い続けて約4年、今できる精一杯の『武者頑駄無』を作ってみました。 ――制作に至る物語も素敵ですね。ちなみに「武者ガンダム」には何か思い入れがあるのですか? 【スバル】古本屋で必死に探して見つけた『プラモ狂四郎』で元ネタ(?)を知りました。実は『SDガンダム』シリーズの映像作品を、今まで見る機会がなかったので、ぜひ見てみたいです。