和歌山県の東京アンテナショップ「わかやま紀州館」がリニューアルオープン
東京・有楽町駅前の東京交通会館にある和歌山県のアンテナショップ「わかやま紀州館」が6月7日にリニューアルオープンし、和歌山県の岸本周平知事や、和歌山出身の女優・岡本玲さんらがテープカットで祝福しました。 「わかやま紀州館」はオープンから20年がたち、2025年には「大阪・関西万博」が開かれることもあって、より魅力的なアンテナショップにしようと新装され、売り場面積がこれまでのおよそ2倍の100平方メートルに拡張されました。 これに伴い、アイスクリームや地酒などのイートインコーナーや、白浜町のアドベンチャーワールのパンダグッズを取り揃えたパンダコーナーを新たにオープンさせたほか、特産の梅干しやじゃばら、梅酒など、商品も500以上に増やしています。また、カウンターや販売棚にはヒノキの紀州材を使うなど「和歌山らしさ」を前面に押し出しています。 岸本知事は「和歌山の魅力を東京から全国、世界に広げてもらいたい」とあいさつしました。 また、パンダ大使も務める岡本さんは、リニューアルされた「わかやま紀州館」について「旅行に行く前に和歌山の魅力を満喫していただける場所です」とPRしていました。 有楽町や銀座は、多くの道府県がアンテナショップを出店する「激戦区」です。わかやま紀州館の関係者は「売り場面積が2倍になった以上、売り上げと和歌山の魅力の情報発信を2倍にし、他県のアンテナショップに負けないよう頑張りたい」と意気込みを語りました。