日本人の約8割が知らなかった「日本と台湾、高い山を有するのはどちら」 正解に驚き
日本一標高の高い富士山と、台湾で一番高い玉山。どちらの山の標高が高いかご存知でしょうか。 【写真2枚】日本と台湾の人口、面積、人口密度を比較 今回、アンケートを取ったところ、日本人の約8割が知らなかったということが判明しました。 記事後半では、日本と台湾のGDP(国内総生産)などを紹介します。 ※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
日本と台湾、高い山を有するのはどちら
LIMO編集部が全国の10代~60代の男女270名を対象に、「日本と台湾、高い山を有するのはどちらだと思いますか」というアンケートを取ったところ、全体の79%が「日本」と回答。 「台湾」と回答したのは、全体の21%になりました。 日本の方が面積が大きいイメージがありますが、山の標高はどちらが高いのでしょうか。
富士山よりも高い、台湾の玉山
日本で一番高い山は、富士山。標高は3776mで、すそのが長く美しい姿の円錐状成層火山(噴出した溶岩や火山灰が次第に噴火口の周囲に堆積して層をなしている円錐形の火山)です。 1707年の噴火で中腹に宝永山ができ、以後活動を休止しています。 台湾で一番高い山は玉山といい、標高は3952m。富士山よりも約200mほど高いのです。 玉山群峰はフィリピン海プレートとユーラシアプレートの衝突により形成。 日本統治時代には富士山よりも高いことで有名になり、現在に至るまでに玉山を訪れる登山者は後を絶ちません。
日本と台湾の人口、面積、人口密度を比較
ここからは日本と台湾の基本情報を比較します。 日本の推計人口は約1億2550万人(2021年)で、面積は約37万7975k㎡。人口密度は336人/k㎡となります。 台湾はというと、推計人口約2386万人で、面積は九州よりもやや小さい約3万6014k㎡。人口密度は、日本の倍近い651人でした。 主要都市の人口を調べると、東京都(特別区部)が約973万人で、横浜市・約377万人、大阪市・約275万人。日本では、全部で12の都市が人口100万人を超えています。 台湾は、新北が約405万人で、高雄・約277万人、台中・約265万人、桃園・約219万、台南・約184万人、彰化・約122万人。全部で6つの都市が人口100万人超え。