収益の柱、コンサドーレがJ2降格 札幌ドーム社長、観客減懸念 イベント誘致強化
大和ハウスプレミストドーム(札幌市豊平区)を管理運営する札幌市の第三セクター「札幌ドーム」の山川広行社長は6日、報道陣の取材に対し、サッカーJリーグ1部(J1)北海道コンサドーレ札幌のJ2降格について「J1に比べて観客数の減少につながる」との懸念を示した。 【動画】巨大看板お披露目 大和ハウスプレミストドーム
J2で戦うのは2016年以来。山川社長は「J1の強豪チームは道外から多くのサポーターが訪れる。J2がJ1と同じということにはならない」との見方を示した。 プロ野球北海道日本ハムの本拠地移転後、同社の収益の柱はコンサドーレで、来年は日本ハムのオープン戦も開催されない。山川社長は「プロ野球の試合が無くなるのは決まった流れ。コンサートなどで穴を埋めたい」とし、イベント誘致を強化する考えを示した。