リッピ氏に並ぶユーヴェ通算405戦目に臨むアッレグリ、2戦未勝利も強気「“危機”とはあくまで比喩表現。インテルの勝利を刺激に」 | セリエA
【欧州・海外サッカーニュース】2位ユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、12日4:45(日本時間)に予定されているセリエA第24節ユヴェントス対ウディネーゼ戦の前日会見に出席し、意気込みなどを語った。 【動画】インテルがユヴェントスとの天王山を制し首位キープ インテル×ユヴェントス|ハイライト
前節に行われた首位攻防戦のイタリアダービーに敗れ、消化試合の少ない首位インテルとの差が4ポイントに広がったユヴェントス。セリエA第24節において、シモーネ・インザーギのチームがローマとのビッグマッチを制して60ポイントに積み上げる中、マッシミリアーノ・アッレグリ率いる老貴婦人は、ホームのウディネーゼ戦で勝利を目指す。記者会見に出席したアッレグリは、前節の大一番を振り返りつつ、次戦へ意欲を示した。 「我々はミラノで敗れたが、相手は偉業を成し遂げているチームだ。あの試合を通じて、多くを学ぶことができた。我々は良い試合をし、後悔はない。インテルが優勝争いの本命であることは、ローマに勝つ以前から分かっていたことだ」 「インテルの勝利は、我々にとってさらなる刺激とならなければならない。ウディネーゼに勝てば、5位のチームとの差を広げることができる。来シーズンにチャンピオンズリーグ(UCL)へ出場するためにも、明日は非常に重要な試合だ」 「チームは良いトレーニングをしていて、文句のつけようがない。直近の2試合で1ポイントしか獲得できていないため、明日は再び勝つ必要がある。これを“小さな危機”ととらえるべきか? “危機”という表現はあくまで比喩だ。2試合して1ポイントの獲得だったという事実に過ぎない」 「ウディネーゼは、チームの価値やパフォーマンスを見る限り、現在の順位(16位)にふさわしくない。カルチョとは不思議なもので、こうしたことが起こり得る。フィジカルが強く、良い選手もいるので、深くリスペクトしなければならない」 アッレグリは次戦において、ユヴェントスの指揮官として通算405試合目を迎える。クラブ歴代2位のマルチェロ・リッピ氏に並ぶ偉業となる(首位はジョヴァンニ・トラパットーニ氏の596試合)。 「405試合目となる節目には満足している。リッピは、ユヴェントスやイタリアのカルチョの歴史を刻んだ監督だ。非常にうれしいことだが、明日は勝たなければならない一戦が待っている。私の405試合目は二の次だ」 試合情報 ユヴェントス vs ウディネーゼ 試合日時:2024年2月13日(火)日本時間4:45 会場:アリアンツスタジアム
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