青井実アナウンサー

　フジテレビの情報番組「Live　News　イット！」（月～金曜後3・45）の3日の放送で、ドジャースの大谷翔平選手（29）の新居報道について謝罪した。 【写真】大谷と散歩するランドセルを背負ったデコピン 　この日、大谷が本拠でのダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場し、27号本塁打を放ったニュースを報道後、番組のメインキャスターを務める青井実アナウンサーが「当番組では、大谷選手の新居について取材、報道しましたが、大谷選手とそのご家族、代理人をはじめとする関係者の皆さんにご迷惑をおかけし、おわび申し上げます」と謝罪し、宮司愛海アナウンサー、木村拓也アナウンサーとともに頭を下げた。 　また、「新居には多くの観光客や地元の方が訪れる状況が発生しております。大谷選手の自宅をはじめ、プライベートな空間を訪れることはお控えいただき、大谷選手に会いたい時は、球場に足を運んでくださるよう、お願い申し上げます」と呼びかけた。 　フジテレビは6月24日にはに大谷の新居購入の報道をめぐり同局がドジャースの取材パスを凍結されたとする一部報道について、スポニチ本紙の取材に「フジテレビが取材パスを失いドジャースの取材ができなくなったという事実はない」と回答していた。 　問題の発端は、大谷が米ロサンゼルスで購入した12億円の豪邸についてフジなどが詳細に放送したこと。これに大谷側が激怒し、ドジャースが取材パスを凍結したなどと一部週刊誌で伝えられた。この報道が出た後もフジがドジャース戦などの映像を放送していることについて、SNSでは疑問視する声が上がっていた。 　大谷側が新居の詳細報道に激怒したのは事実で、同局は「大谷翔平選手と関係者の皆様にご迷惑をかけ、不快な思いを抱かせたことを大変申し訳なく思っています」と謝罪。「今後、適切な取材を心掛けていきます」としていた。