宮舘涼太“定信”、小芝風花“倫子”を抱きしめ真剣な思いを告げる「ずっとお慕いしておりました」<大奥>
小芝風花が主演を務める木曜劇場「大奥」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第9話が、3月14日(木)に放送される。フジテレビ系「大奥」シリーズが、連続ドラマとしては約20年ぶりに復活。本作は、さまざまな人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女の社会の縮図=大奥”で、たった一つの愛を得ようともがく女たちの戦いを描く。 【写真】悲しげな表情を見せる小芝風花“倫子”&亀梨和也“家治”の姿がつらい… ■女たちの熾烈(しれつ)な戦いの火蓋が切られる 時は江戸中期、景気は悪化の一途をたどり、日本国民は質素、倹約、勤労の日々を強いられていた。格差は広がるばかりで、人々はこの景気を改善し、国と国民を豊かにしてくれる将軍の登場を待ちわびている。 そんな中、倫子(小芝)は第10代将軍・徳川家治(亀梨和也)との政略結婚を強いられ、京から江戸城本丸の裏にある大奥へ渡ると、そこには1000人近くにもおよぶ将軍に仕える女性たちがいた。たった一人の天下人の寵愛を受けるべく、女たちの熾烈な戦いの火蓋が切られる。一方その頃、大奥を、江戸幕府を、混乱の渦に陥れようと、ある人物が陰謀を企てていた。 小芝、亀梨の他、倫子を誠心誠意支える付き人・お品役に西野七瀬、家治の側室・お知保役に森川葵、徳川将軍家の血を引く家治のいとこ・松平定信役に宮舘涼太が配役。 また、大奥の女性たちを束ねる重役・大奥総取締役である松島の局を演じる栗山千明、破竹の勢いで出世を果たした側用人・老中の田沼意次を演じる安田顕が物語を彩る。 ■「大奥」第9話あらすじ 第9話では―― 増上寺代参の日、倫子(小芝風花)は家治(亀梨和也)にあいさつをして出かけるが、どこかよそよそしい。そんな倫子が門を出て行く様子を、猿吉(本多力)が物陰から見送っていた。 約束通り、定信(宮舘涼太)と浜御殿で会った倫子は、文や贈り物で気うつな自分を励ましてくれた礼を述べる。すると、定信は世継ぎがお知保(森川葵)の子・家基に決まったことで大奥も安泰だと口にする。 その頃、田沼(安田顕)は高岳(田中道子)から、お品(西野七瀬)の子・貞次郎が世継ぎに指名されなかったことを責められていた。どうするのかと問われた田沼は「家基に消えていただくしかない」と答える。 定信のおかげで、倫子は楽しいひとときを過ごしていた。帰り際、定信は倫子に「自分ならつらい思いをさせない」と告げ、思わず抱きしめる。そして、倫子たちが大奥に戻ってくると、女中たちが何やら騒いでいた。 ――という物語が描かれる。 ■予告動画に反響続々「舘様の迫真の演技、鳥肌ものです」「まさかのハグ!」 公式ホームページなどで公開されている予告動画は、「牙を剥く定信の殺意」というテロップと、「口ごたえするな!やれー!」と怒号を飛ばす定信の姿からスタート。さらに、「狙われる世継ぎの命」という恐ろしい文言と共に、定信の「大義のためならば多少の犠牲はやむを得ん」という声が響く。 また、倫子とお品の対立シーンも。倫子がお品に「我が子さえよければそれで満足ですか!?」と怒気を帯びた声で問いかけると、お品は「倫子様には分かりません…私には、この子しかいないのです!」と言い放つ。その声色には覚悟のようなものが感じられ、お品が変わってしまった様子が伺える。 動画の中盤には、切なげな表情で倫子を抱きしめる定信の姿も。突然の出来事に驚いた倫子は一瞬抵抗しようとするが、定信の「ずっと…お慕いしておりました」という真剣な告白にまっすぐな思いを感じ取る。また、定信から「離縁なさってはいかがでしょうか?」と告げられた倫子は、複雑な表情を浮かべている。 さらに、動画の最後には、「ついに家治が秘密を明かす」というテロップが映し出される。家治は、倫子に「わしは、将軍家の子ではないのだ…」と打ち明けて泣き崩れ、家治のこれまでのつらい思いを感じ取った倫子も、共に涙を流している。 第9話放送を前に、SNS上では「またしても心がざわつく予告…」「吸い込まれるような迫力の舘様」「舘様の迫真の演技、鳥肌ものです」「まさかのハグ!いろいろな意味で心臓が持ちません」「お品…信じられないよ…」「上様の『すまない』が心に刺さります」「打ち明けたことでいい方向に向かうといいんだけど…」などの声が上がり、話題となっている。