吉高由里子、生放送で自身の演技に「はい、キレた~!」「遅いのよ、まひろさん!」
NHK大河ドラマ「光る君へ」に主演している女優、吉高由里子(35)が22日、京都府宇治市の宇治市文化センターで行われたNHKの生トーク番組「土スタ」(土曜 後1・50)に共演の俳優、柄本佑(37)と出演した。 【写真】紫式部が参拝した京都・上賀茂神社の片岡社を訪れた吉高由里子と柄本佑 「『光る君へ』特集in京都」と銘打った公開生放送の観覧には1万2221件(2万2725人)の応募が殺到し、当選倍率は約20倍。 〝狭き門〟をくぐり抜けた1103人のファンでぎっしりの客席をステージ脇で見た柄本は「生(放送)だって。変やこと言えねぇな」と危惧していた。 吉高も「生放送で、こんなに大勢の前でお話するのは初めて。映像が乱れないように」と緊張気味。しかし、これまでの名場面を映像で振り返るコーナーになると、吉高の言葉が〝乱れた〟!? 実際の生放送ではドラマ映像がメインで、登壇者はワイプの中にいるのだが、吉高は「はい、キレた~!」「激オコ~」「遅いのよ。あんた、遅いのよ、まひろさん!」と、自身の演技にチャチャを入れたり、ダメ出ししたり。 番組MCで吉高とは仲良しのハリセンボン・近藤春菜(41)から思わず「茶の間で見てるんじゃないんだからね」とツッコミが入った。 まひろが右手でスラスラと筆を走らせる場面が流れると、本当はサウスポーの吉高は「泣きながら家で練習してます。いまは右でしか筆も持てなくなった」と告白。しかし、直後に「(大河の)期間中はご飯も右で食べようと思ったけど、左だよねぇ。冷めちゃうから」と自らオチをつけて笑いを誘った。 また、疫病にかかったまひろを道長が後ろから抱きとめ、お姫様抱っこする場面でも「まぁ~た、後ろから!」と柄本にツッコミ。 お姫様抱っこについては「申し訳ない気持ちでいっぱいだった。朝、一発目のシーンで9時から『おはようございます』で12回くらいやった」と撮影裏話を明かしたが、その後にまひろから道長にキスする場面が流れると「ごめんなさいね、土曜のお昼から」と断った後、「お別れのキスってどうなの? 別れ話しててキスされたら〝なんで~!?〟ってなるよね」と自問自答するなど、奔放トークを繰り広げた。 さらに、VTRゲストで周明役の松下洸平(37)に「生放送がんばってますか」と問いかけられると、「ハ~イ!」と応えて、春菜から「テレビ電話じゃないんだから」と再ツッコミ。