アメリカの高金利が"常態化"する新たな世界へようこそ
アメリカの10年金利は5%近くにまで上昇、約16年ぶりの高水準だ(写真:Pete Marovich/The New York Times)
金融引き締めの重点は“より高く”から“より長く”――。アメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)は9月19、20日の会合で、このようなメッセージを発しました。足元ではアメリカ国債(10年)の利回りが2007年以来となる5%近くにまで上昇し、株式市場を揺るがしています。長期金利に対するパウエル・アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)議長の真意は? 日本屈指のFRBウォッチャーが、混迷を深める金融政策を読み解きます。
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小野 亮