コスパが高く携帯性に優れた最新ポタ電、EcoFlow「RIVER3」を先代と比べてみた!!
リーズナブルな価格とコンパクトサイズに注目!
EcoFlowの最新ポータブル電源「DELTA3 Plus」と同時にデビューしたのが、同社の「RIVER3」。「RIVER」シリーズは「DELTA」よりも携行性に注力したシリーズで、コンパクトサイズやリーズナブルさが特徴。 【詳しく画像を見る】電化製品の稼働時間を最大1.5倍に延長!? 2022年10月に発売された先代の「RIVER2」に比べて何がどのくらい進化したのか? チェックしていきたい。 RIVER3は通常販売モデルでは電池容量234Wh、通販専売モデルで230Whの容量が異なり、価格も前者が3万2890円、後者が3万900円となっている。 電池は先代と同じリン酸鉄系のリチウムイオン電池を採用するが、今回はIP54規格の防水性能を持つバッテリーパックを採用。 これにより万が一、水や雨などがかかった場合でもバッテリーの発火や爆発を起こしにくくしている。ちなみにサイクル回数は先代と同じ3000回以上。
本体は重さが先代より0.1kgだけ軽くなっただけだが、先代が約245x214x142mmだったのに対し255x207x113 mmへと薄くなったことで場所を取らなくなった。 排熱ファンも後方から両サイドに移設されたことで本体後部に隙間を置かず、壁にぴったりと置くこともできるようになっている。 注目は「X-GaNPower」を新搭載したところ。これは内部の電子回路に次世代半導体である窒化ガリウムを採用することでエネルギー効率を高めている。 そんな最先端素材として注目を集めている窒化ガリウムにより、無負荷時のエネルギー損失を抑えることで電化製品の稼働時間を最大で1.5倍に延長できる。 例えば消費電力10Wの電球が一般的に稼働時間9.9時間のところ15時間と約1.5倍稼働させることが可能となる。 その他としては20msのUPS(無停電電源装置)を搭載していることと、リチウムの輸送規格であるUN38.3に認定されており1.5mからの耐落下性能を確保していることが注目の機能。 先代同様に専用スマホアプリでの管理も行えるほか、同時発表された50Wソーラーパネルでの充電も可能。 今回はRIVER3のみの発売だが、今後EcoFlowからは「RIVER3 Plus(286Wh)」「RIVER3 Max(572Wh)」「RIVER3 Max Plus(858Wh)」の新モデルもスタンバイ中(発売時期は未定)。 コストパフォーマンスが高いのはもちろん、持ち運びしやすく、かさばらないコンパクトなポータブル電源を探している人はぜひともチェックしたいモデル。 防災や日帰りキャンプなどであると心強い1台だ。 【RIVER3スペック】 サイズ:255x207x113mm/重量:約3.4kg 電池容量:245Wh/AC定格出力:300W(サージ600W)/ソーラー入力:110W/バッテリー寿命:3000回以上/出力ポート:AC出力×2・ USB-Ax2/USB-Cx1/シガーソケッx1
<文/CGP編集部>