肌の乾燥がヤバい!潤いを守る「冬の2大ミッション」とは?
気づけば秋も深まって、今まで通りの保湿ケアでは物足りないほど肌の乾燥を感じる日も。もっと過酷になる冬に備えて、乾く隙を与えない完ペキな“防乾”対策をしておかなくちゃ! 【乾燥が進む前に…!】冬の洗顔&スキンケアの正しい方法 ◆監修 ViVi’s美肌ドクター 美容皮膚科医 髙瀬聡子先生 わかりやすいスキンケア解説が人気のViViの肌の主治医。メディア出演も多数。
乾燥シーズン到来!
夏の「落とす」ケア、続けていませんか? Dr.Takase 夏と冬では肌の状態が違います。さっぱりさせることを重視したままだと、乾燥が進み、さまざまな肌トラブルや老化につながってしまいます
\夏と冬、肌はこんなに違う!/
夏は肌の表面がベタつくのに内側は乾燥するインナードライになりがち。それに対し、冬は肌内部が乾燥するのに加え、表面の皮脂膜も弱くなり、表面も内側も乾燥した状態に。
健やかな肌は
\表面も内側も潤い満タン!/
\“毎日スキンケア”を冬モードへ/ Dr.Takase 夏ケアにぴったりのさっぱりすっきり洗顔は皮脂膜やNMF※を奪ってしまいどんどん乾燥が進みます。 夏は皮脂分泌が盛んなためさっぱり洗顔が合いますが、皮脂分泌量が落ちる冬は、必要な皮脂膜を奪ってしまうことが。また、皮脂除去力が強すぎる洗顔料は肌の内側にあるNMFまで奪ってしまうので、冬に使うときは要注意 ※NMFとは→肌のバリア機能を担う潤い保持の必須成分 角層内の天然保湿因子のこと。約半分がアミノ酸で構成されていて、肌の水分を抱え込み角質細胞の潤いを保つ。このNMFとセラミドなどの細胞間脂質、表面の皮脂膜が、肌のバリア機能を担っている。 Dr.Takase 暑い日が長く続き、急に冷え込む。秋が短かった今年は肌の振れ幅が大きくトラブルになりやすい。 ここ数年、秋が短くなっているように感じますよね。そうすると、肌が環境の変化に順応しきれず、バリア機能がガタッと落ちてゆらいでしまうんです。肌トラブルを防ぐためにも、ケアでバリア機能をサポートすることが大事