西条市で住宅1棟が全焼 焼け跡から1人の遺体
南海放送
5日午後、愛媛県西条市で住宅1棟が全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。 住宅から激しく吹きだす炎と黒煙。消防が懸命の消火活動にあたります。 火事があったのは西条市朔日市の住宅で、5日午後5時前「家が燃えている」と通りがかった人から消防に通報がありました。 火はおよそ3時間後に消し止められましたが、この火事で久門静子さん(94)の木造2階建ての住宅1棟が全焼し、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。 久門さんは70代の娘と二人暮らしで、娘は火事に気付いて避難し無事でしたが、久門さんとは現在も連絡が取れていないということです。 警察は遺体の身元の確認を進めるとともに火事の原因を調べています。 5日は松山市でも住宅1棟が全焼し1人が死亡する火事があり、消防は空気が乾燥した状態が続いているため、火の取り扱いに注意するよう呼びかけています。