写真：青森朝日放送

日本原燃は、六ケ所村の全世帯を回る訪問活動を15日から始めました。使用済み核燃料の再処理工場の完成目標が延期されたことなどを住民に説明しています。 16日は、日本原燃の社員が2人1組になって二又地区にある住宅を訪問しました。訪問先の住民に対し、再処理工場の完成目標が延期され、2026年度中の完成を目指すことや、隣接するMOX燃料工場については2027年度中の完成を目指すと説明しました。 【六ケ所村民】 「予定していた工期が遅れている状況にあるんだなと思いました。急がずに村民が安心・安全に暮らせるような工事の進め方をしてほしいと思っています」 【日本原燃地域交流部　井筒辰美課長】 「27回目の工程変更ということで、かなり厳しい叱咤激励をもらいながらも安全第一で進めてほしいという言葉をちょうだいしています」 日本原燃は、11月29日までに村内のおよそ3200世帯を訪問する予定で、全戸訪問を通じて事業への理解を求めることにしています。