元ジャニーズ男性“虐待未然防止”など訴え「安心して子どもたちが成長していける社会を」
日テレNEWS
故・ジャニー喜多川さんの性加害問題で、「性加害を受けた」と訴えている二本樹顕理さんが31日、国会で虐待の未然防止や早期発見の重要性を訴えました。 二本樹顕理さん「安心して子どもたちが成長していける社会をつくり上げていくことができるよう、本当にぜひご協力いただけたらと思います」 国会でのヒアリングで二本樹さんは、かつてジャニーズ事務所に所属し、未成年時代に性加害を受けた際、「どこに相談すべきかもわからなかった」などと話し、虐待の未然防止や早期発見の重要性を訴えました。 現在の児童虐待防止法では、「児童虐待」の行為の主体を「保護者」に限定しているため、第三者からの性暴力などは「児童虐待」に該当しません。このため、立憲民主党は、社会的な地位を利用して第三者が児童に行う性暴力などについて、発見者に通報を義務づける改正案を提出しています。 二本樹さんは「子どもたちを守れるような改正案の成立を希望します」などと訴えました。
