首位争いを演じるユナイテッド。一時期的な復調なのか、それとも“明るい未来”へのスタートなのか?【現地発】
貢献度が低かったポグバが自らのタスクをこなしている
チームの変化を指し示すひとつの事象が、好不調の波があったこのポグバの奮闘だ。率先して汗をかき、自らのタスクをこなしている。(C)Getty Images
突如としてすべてが噛み合い始めたマンチェスター・ユナイテッドが、プレミアリーグで首位争いを演じている。これは明るい未来へのスタートなのか。過去に何度かあった〝一時期的な復調〞にならないことを願いたい。(文:オリバー・ケイ/訳:井川洋一 2021年2月4日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック イングランド』を転載) ―――◆―――◆――― オレ・グンナー・スールシャール監督率いる今シーズンのマンチェスター・ユナイテッドは、何度か失態を演じている。クリスタル・パレスとの開幕ゲームに1-3で敗れ、2週間後にはトッテナム・ホットスパーに1-6で大敗。いずれもホームゲームだった。11月はアーセナル戦を0-1で落とし、その3日後はチャンピオンズ・リーグ(CL)のイスタンブール・バシャクシェヒル戦に1-2で敗れた。さらにCLグループステージ最終節のRBライプツィヒ
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