【演奏動画あり】クラシックの祭典「ガルガンチュア音楽祭」開幕 能登半島地震からの復興の思いを音色にのせて
八井貴啓社長 「この部屋にあるっていうので…これと同じような大きい柱が邪魔して奥に行けなかった。仕方ないからここの壁ぶち破ろうということになってそこから出した」 輪島市横地町の大徹八井漆器工房。地震で工房は全壊しましたが、瓦礫の中から輪島塗のバイオリンとチェロ、ヴィオラが無傷で見つかりました。 八井汎親さん 「いやぁよくまあ無事に見つかったと思いますよ。これだけめちゃくちゃになった中にひとつも傷んだところや傷ついたところはありませんし」 漆の魅力を海外に発信しようと10年前から製造を始めた輪島塗の弦楽器。復興のシンボルにと音楽祭への出演が決まりました。 八井汎親さん 「何かやっぱりこれを使って大震災の中でみなさんに元気をつけられるようにという感じで見つかったんじゃないですかね」 輪島塗の弦楽器は来月3日と5日に披露されます。 29日の「Atta」では、「アクィユサクソフォンカルテット」から、筒井裕朗(つついひろあき)さん、中田真砂美(なかだまさみ)さん、大德美幸(おおとくみゆき)さん、角口圭都(かどぐちけいと)さんの4人がスタジオ出演しました。 演奏◇ヴィヴァルディ「四季より「春」inJazz」◇スーザ「星条旗よ永遠なれ」
北陸放送