ゴール下を制した京都精華学園が大会連覇…準決勝、決勝と続けて圧倒的なプレー披露/全中女子決勝T
8月24日、新潟県で開催されている「令和6年度全国中学校体育大会 第54回全国中学校バスケットボール大会」が大会最終日を迎え、女子決勝トーナメントの準決勝・決勝がアオーレ長岡で行われた。 連覇を狙う京都精華学園中学校(京都府)は、準決勝で北九州市立折尾中学校(福岡県)と激突。第1クォーターからオディア カウェル リッツらの連続得点で31-8と圧倒すると、50-21と京都精華の29点リードでハーフタイムを迎えた。後半では折尾の攻防に苦しむ時間もあったが、主力陣の活躍も光り、最終スコア88-58で京都精華が決勝に駒を進めている。 前回大会、決勝トーナメント1回戦で惜敗した樟蔭中学校(大阪府)は昭和学院中学校(千葉県)とのセミファイナルに臨んだ。立ち上がりは互角の展開となり、後藤稀泉、山下浬菜ら先発陣の個人技で打開してく樟蔭が徐々にリードを伸ばすと、11点差で試合を折り返す。試合終盤は昭和学院に連続得点を許したものの、最終スコア56-41で樟蔭が逃げ切り、決勝進出を決める。 迎えた京都精華と樟蔭による決勝戦。準決勝に続き、京都精華はオディア カウェル リッツがゴール下で存在感を放ち、前半を終えて43-24と20点近いリードを獲得する。石綿文も高い決定力とリバウンドで貢献し、第3クォーター終了時には22点差と樟蔭の逆を許さず。第4クォーターでもさらにリードを広げ、最終スコア87-55で京都精華が勝利を収めた。 大会最終日も実力を発揮し、見事に大会連覇を成し遂げた京都精華。男子決勝にも同校は駒を進めており、アベック優勝にも期待が高まる。
■第54回全国中学校バスケットボール大会 試合結果
<女子決勝トーナメント 準決勝> 北九州市立折尾中学校(福岡県) 58-88 京都精華学園中学校(京都府) 昭和学院中学校(千葉県) 41-56 樟蔭中学校(大阪府) <女子決勝トーナメント 決勝> 京都精華学園中学校(京都府) 87-55 樟蔭中学校(大阪府)
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