最後の1枠へ新井、ウルフを派遣 柔道GSパリ
全日本柔道連盟は26日、グランドスラム・パリ大会(2月2~4日)の派遣選手を発表し、男女14階級で最後の代表内定1枠を争う男子100キロ級に18歳の新井道大(東海大)、東京五輪覇者のウルフ・アロン(パーク24)が入った。同級の五輪代表争いは今大会の結果で両者に明確な優劣がつけば決着する。 急成長の新井は「失うものはない。自分の柔道を出すことが一番の鍵になる」と気合十分。27歳のウルフは「柔道人生の全てを懸け、準備したい」と闘志を燃やした。 日本男子の鈴木桂治監督は内定の最低条件にメダル獲得を挙げ「なるべく早く決めたいが、妥協なく選考する」との考えを示した。