【写真：Getty Images】

　ロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手が、チームに貢献しているだけでなく、その地域にとっても大きな経済効果をもたらしているようだ。何千人もの日本人観光客を呼び寄せていると、ドジャースの地元メディア『LAイスト』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 　2020年から新型コロナウイルス（COVID-19）が世界中に広まったことで、観光業は大打撃を受けた。それから4年が経過し、ロサンゼルスの観光産業は立ち直りつつある。ロサンゼルスの最も有名な観光スポットはディズニーランド、ハリウッド、サンタモニカ、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドだが、新たな観光地ができたことで、大谷目的でロサンゼルスに訪れる日本人観光客が増加しているようだ。 　同メディアはタイトルに「大谷への愛が、ロサンゼルスの新たな一角に、日本人観光客を呼び寄せている」とつけ、「3月に野球シーズンが始まって以来、歴史的な円安にもかかわらず、二刀流のスターがホームランを打つ姿を見ようと、何千人もの日本人ファンがロサンゼルスにやって来た。この急増は、リトルトーキョーにある中規模で控えめなホテルのミヤコホテルで明らかだ。このホテルは、ドジャースタジアムからわずか2マイルという近さや、15階建ての建物の外壁の1つを覆うインスタ映えする大谷の壁画によって、日本人観光客のトップアトラクションとなっている」と報じている。パンデミックが発生する前は中国人が主な観光客だったが、現在は日本など他の国が観光客の中心になっているという。