カタール・エクソンモービル・オープン

ブリスベン国際でのラファエル・ナダル[写真/ゲッティイメージズ]

男子テニスで元世界ランク1位のR・ナダル（スペイン）は14日、自身のX（旧ツイッター）を更新し、19日に開幕するカタール・エクソンモービル・オープン（カタール/ドーハ、 ハード、ATP250）を欠場することを発表した。 【動画】ナダル 今季開幕戦ブリスベン国際の準々決勝ハイライト！ 37歳のナダルは、今季開幕戦となった1月のブリスベン国際（オーストラリア/メルボルン、ハード、ATP250）で約1年ぶりにツアーに復帰。1回戦で元世界ランク3位のD・ティーム（オーストリア）、2回戦ではワイルドカード（主催者推薦）で出場したJ・クブラー（オーストラリア）を下しベスト8進出を果たした。 しかし、準々決勝ではJ・トンプソン（オーストラリア）に7-5，6-7 (6-8), 3-6の逆転負け。さらにナダルはこの試合のファイナルセットで左脚を痛め、続く全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）を欠場した。 その後、一度スペインに戻り治療と休養をとるとしていたナダルは先月23日にカタール・エクソンモービル・オープン参戦を発表。これまで準備を進めていたが、今回SNSで出場が叶わないことを明かした。 「大会側や素晴らしいファンがいつも僕を大いにサポートしてくれるドーハでプレーしたかった。残念ながら、僕はまだ出場する準備ができておらず、2014年の忘れられない優勝の後、本当に行きたかったドーハで再びプレーすることはできない。ラスベガスでのエキシビションとインディアンウェルズでの素晴らしい大会に間に合うよう、努力を続けることに集中したい」 ナダルは今後、来月3日にアメリカのラスベガスで行われるエキシビションマッチ「The Netflix Slam」と同月6日に開幕するBNPパリバ・オープン（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000）に出場する予定。