アルバニージー豪首相、トランプ氏と電話会談 同盟の重要性確認
Kirsty Needham Lewis Jackson [シドニー 7日 ロイター] - オーストラリアのアルバニージー首相は、米大統領選で勝利したトランプ前大統領と7日朝方に電話で会談したことを明らかにした。 米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」など安全保障関係について話したという。アルバニージー氏は「同盟の重要性に加え、安全保障、AUKUS、貿易、投資における豪米関係の強さについて話し合った」と説明した。 ウォン豪外相は7日、最大の安全保障パートナーである米国との同盟関係に自信を持っていると述べた。 一方、オーストラリアのラッド駐米大使は、過去に行ったトランプ氏を中傷するような発言について、豪政府の見解を反映したものではないとして、自身のウェブサイトや交流サイトから削除した。 ラッド氏は、米国に拠点を置くシンクタンクの所長だった2020年に、トランプ氏を「歴史上最も破壊的な大統領」と表現していた。