「葉物野菜が高い」キャベツは例年の2倍に レタスは100円値上がり 名古屋・大須で価格を調査
名古屋市中区・大須にある生鮮食品館「サノヤ」の担当者に、野菜の価格について話を聞きました。
●キャベツ 1個 店頭価格378円(仕入れ価格 前週比+50円) サノヤ担当者: 「3月~4月に関東地方で雨が多くなり、日照不足になりました。その影響で関東地方では品薄状態になっていましたが、愛知県産は豊富に生産されていました。とはいえ、関東地方に愛知県産のキャベツが流通したことによって、中部地方の価格も上昇しました」 ――例年の価格と比べていかがでしょうか。 「例年の2倍ほどの価格になっていますね。関東地方はもう少し価格が高く、3倍・4倍ほどかと思います」 ――今後の価格について教えてください。 「6月・7月には安くなる見込みなので、それまでは高値が続くかもしれません」
●レタス 1個 店頭価格270円(仕入れ価格 前週比+100円) サノヤ担当者: 「こちらは茨城県産のレタスです。キャベツ同様、関東地方での天候不順が大きく影響していて、仕入れ価格が上昇しています。今後は長野県産の出荷が本格的になる夏頃まで、現状の価格が続きそうです」
●ニンジン 1袋 店頭価格215円(仕入れ価格 前週比±0円) サノヤ担当者: 「例年よりも、2割~3割ほど高いです。徳島県産と千葉県産の収穫量と出荷量の少なさが影響しています。徳島県産については、2023年の作付けの時期の天候不順が重なったことで発育が悪く、品薄状態です。千葉県産については、関東地方の天候不順によって価格が高くなっています。 今後は岐阜県産、和歌山県産が出荷される5月中旬までは高値が続く見込みです」
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