名車フィアット・パンダ、次世代モデルは2025年以降に電動SUVとして発売へ!! 流出画像から最終デザインを大予想
フィアットの名車のひとつであるパンダは、現行型である3代目の人気を受けて生産を継続しているが、次世代モデル登場の時も近づいてきている。すでに流出しているそのパテント(特許画像)から、次期型パンダの姿を予想してみる。フィアットは2023年の時点で現行型パンダのモデル終了を予告しているが、次世代型プロトタイプの開発はすでに始まっていると見られる。 【画像で見る】初代パンダと次期型パンダの予想CG 初代パンダは1980年のジュネーブモーターショーで発表された。ジョルジェット・ジウジアーロの手によってシンプルに設計された同モデルは、安価な3ドアハッチバックだった。その後23年間販売され、2003年には5ドアとなった第2世代が登場。第3世代は2011年から2023年まで続いた。 次期型パンダは、フィアットと同じステランティス傘下のシトロエン「e-C3」と共通するEV対応プラットフォームを使ったEVとなるのが最大の目玉だ。そして、より大型のクロスオーバーSUVとしてリボーンし、「New Panda」(ニューパンダ)と呼ばれることになると伝えられている。 プラットフォームは刷新されるが、過去2世代でおなじみのプロポーションと5ドアボディを維持。その一方でボディスタイルは角張っており、デザインは完全に異なる。 すでに流出しているパテント(特許画像)をベースに、海外メディア『KOLESA RU』が提供してくれた予想CGでは、フロントエンドにはLEDストリップと組み合わされた台形のヘッドライトを装備。LEDデイタイムランニングライトで囲まれたフォグランプがバンパーに配置されている。 側面からは、寝かされたAピラー、角張ったウィンドウ、従来のグリップドアハンドルが確認できる。後部では、ストリップライトが中央を分割する、四角いLEDテールライトが見てとれる。 ボディサイズは、e-C3を参考にすると、全長は4000mm(157.5インチ)強、ホイールベースは2540mm(100インチ)になると思われる。既存のパンダの全長3650mm(143.5インチ)、およびホイールベース2300mm(90.6インチ)よりも大型化され、実用性が向上するのは間違いない。 EVスペックについては44kWhのバッテリーを搭載し、198マイル(320km)の航続が可能となるほか、小型のバッテリーを搭載した航続距離124マイル(200km)のエントリーモデルもラインナップ予定だという。 次期型パンダのワールドプレミアだが、2025年内と予想されている。
APOLLO
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