1か月ぶり1ドル147円台「円安」 石破首相の利上げ慎重発言などで
石破首相の利上げに慎重な発言などを受け、外国為替市場で円安が進み、円相場は1か月ぶりに一時1ドル=147円台まで値下がりしました。 【画像】大手金融トップら 石破新政権に要望相次ぐ 石破首相は2日夜、日銀植田総裁との会談後、「現在、追加の利上げをするような環境にあるとは考えていない」と述べました。市場からは追加利上げには慎重だと受け止められたことで、円安が進みました。 さらに、2日にアメリカで発表された雇用に関する指標が市場の予想を上回ったことで、アメリカの大幅利下げ観測が後退、円を売ってドルを買う動きが加速しました。 円相場が1ドル147円台をつけるのは先月3日以来、1か月ぶりです。