中国の大都市「1兆元都市」が26に増加
【CNS】中国の江蘇省(Jiangsu)常州市(Changzhou)と山東省(Shandong)煙台市(Yantai)が域内総生産(GDP)で1兆元(約20兆円)を超える都市となり、中国で大都市を意味する「兆元都市」が26都市に増えた。 常州市は「新エネルギー都市」として知られており、常州市の新エネルギー産業の生産額は2023年に約7500億元(約15兆円)に達し、同市の工業生産額の約3分の1を占める見通しだ。 煙台市は山東省で3番目の1兆元都市になった。年初には、衛星打ち上げロケット「引力1号遙1」が同市沿海部から打ち上げられた。ロケット打ち上げ成功によって、同市は海産物と果物だけではなくロケットでも有名になった。 商務省国際貿易経済協力研究院学術委員会の張建平(Zhang Jianping)副会長は「ここ数年、中国の世界経済成長への寄与率が30パーセントを超えている。この26都市の1兆元都市は中国のイノベーションによる発展を推進し、低炭素・グリーン発展をリードしており、中国の質の高い発展を推進する重要な都市になっている」と述べている。(c)CNS/JCM/AFPBB News ※この記事は、CNS(China News Service)のニュースをJCMが日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社です。