『新・暴れん坊将軍』親子役の松平健&なにわ男子・西畑大吾がトーク! 2人の2024年の漢字は?
2025年1月4日21時から放送されるテレビ朝日ドラマプレミアム『新・暴れん坊将軍』(テレビ朝日系)で、主人公の徳川八代将軍・吉宗を演じる松平健と、その嫡男・家重を演じる西畑大吾(なにわ男子)が“囲み取材会”に出席。お互いの印象や撮影秘話を語った。 【写真】『新・暴れん坊将軍』そろいの羽織はかま姿で登場した“将軍”松平健、“嫡男”西畑大吾 今年の漢字一文字は? 松平主演で1978年から2003年にかけて放送された『暴れん坊将軍』は、八代将軍・徳川吉宗が貧乏旗本の三男坊・徳田新之助、通称“新さん”として庶民の暮らしにまぎれながら、江戸にはびこる悪を討つ痛快時代劇シリーズ。 将軍として成熟期を迎えた吉宗が本作で直面するのは、世継ぎ問題。実は、嫡男の家重(西畑)は病のため右腕と顔にまひがあり、城内には廃嫡を望む声も少なくなかった。 そんなある日、新之助として町に出た吉宗は、洋剣“レイピア”を華麗に操る商家の三男坊“徳長福太郎”と出会う。その福太郎こそ、ほかならぬ息子・家重だと分かり、吉宗は驚がくして―。やがて吉宗と家重の間に横たわる深く切ない確執が思いもよらぬ波乱を生み、巨大な陰謀が将軍家に襲いかかることに…。 そろいの羽織はかま姿で囲み会見に登場した松平と西畑。2人は本作が初共演だが、元々、松平のファンだったという西畑は初対面の際、「とにかく“好きです”という気持ちを伝えようと思って、“マツケンサンバIIが大好きです。よく歌わせていただいてます”という挨拶から入りました!」とストレートに思いをぶつけたと明かし、松平も「そのおかげで最初から打ち解けた気がします(笑)」と笑顔を浮かべた。 本作では、松平が同一人物でありながら“将軍・吉宗”と“貧乏旗本の三男坊・新之助”という、いわば2役を演じるのと同じように、西畑もまたまひを抱える将軍家嫡男“家重”とべらんめえ口調の“福太郎”の演じ分けに挑戦。その上、殺陣初挑戦にもかかわらず、利き手を封印し、左腕だけで洋剣を振るわなければならないという難度の高いミッションも…。 そんな難役に果敢に挑む西畑に、松平は時代劇ならではの所作や殺陣での動きを細かくアドバイスしたそうで、西畑は「左手しか使えない状態で殺陣を行うのは、とても大変でした。でも松平さんにアドバイスをいただいたことで、左手しか使えないことが逆に家重の個性につながり、難しかったけど楽しかったです」と感謝。見事やり遂げた西畑を、松平は「陰と陽というか、その使い分けがハッキリしていて素晴らしかった。立ち回りも俊敏でキレがよかったですね」と目を細めてたたえていた。 “お互い、こんな父、息子がいたらどう思う?”という質問には、松平が「西畑さんは最初から最後までずっと礼儀正しくさわやかな青年でした」と“息子”を絶賛。西畑も「もし松平さんが父だったらめちゃめちゃ自慢しまくると思います。すごくビックリしたのが、殺陣を覚えるスピード。20以上も手(=動作)がある長めの殺陣で、2~3回、流れを見て確認したら即、本番なんです。どうやって覚えてるの!?って驚きました。しかもひとつひとつの所作も美しくて…自慢の父ですね」とリスペクトをあふれさせていた。 西畑はまた、「跡継ぎ問題はもちろん、現代の社会問題をも盛り込んだ風刺的なストーリーになっているので若い世代が見ても楽しんでいただけると思います。あとは、なんと言っても上様がカッコイイ! おめでたい新年にピッタリの作品」とみどころをアピール。松平も「お子さんからご年配の方まで、誰が見ても楽しめる作品になってると思います」と力を込めていた。 囲み会見の最後には、2人が2024年を振り返って“今年の漢字”を披露。松平は“喜”、西畑は“初”という字を色紙にしたためた。 松平は「今年は忙しかったのですが、みなさんにたくさん喜んでいただいた、笑顔になっていただいたイメージがあります」、西畑は「髷姿も殺陣も、この『新・暴れん坊将軍』で初めて経験させていただきましたし、グループとしては初めてアジアツアーに挑戦でき、初めてのことが多かった1年でした」と書に込めた思いを語っていた。 そして、このほど、キャストがそろったメインビジュアルが完成。新春ドラマにふさわしく、背景には泰然とそびえる霊峰・富士の姿も…。また、吉宗の決めゼリフのひとつであるキャッチコピー「余の顔を見忘れたか!」には、17年ぶりに将軍・吉宗として帰還し、視聴者に“お目見え”できる松平の万感の思いも込められている。 テレビ朝日ドラマプレミアム『新・暴れん坊将軍』は、テレビ朝日系にて2025年1月4日21時放送。 松平、西畑のコメント全文は以下の通り。