昨シーズンまでボローニャを率いた現ユヴェントスのチアゴ・モッタ監督(C)Getty images

【欧州・海外サッカーニュース】ユヴェントスのチアゴ・モッタ監督が、今夏のプレシーズン初の親善試合を終えて、チームについて語った。 【動画】日本代表GKがカルチョ挑戦 鈴木彩艶 パルマ

昨シーズンに中堅クラブのボローニャをUEFAチャンピオンズリーグ出場へと導く快挙を成し遂げたチアゴ・モッタ。今夏、ユヴェントスの指揮官へとステップアップを果たし、来月19日に予定されているセスク・ファブレガス率いるコモとのセリエA開幕節へ向けて準備を進めている。 イタリア中の注目を浴びるユヴェントスの若手指揮官は、そんな中、今夏のプレシーズン初戦でニュルンベルクと対戦したが、0-3と完敗した。それでもモッタは、イタリアメディア『Sky Sport』などのインタビューに応じると、前向きな姿勢を示した。 「ゲームに入れず、試合をコントロールできなかった。もっとうまくできるはずであり、もっとうまくプレーしなければならない。結果は別として、全体的には良いパフォーマンスだった。われわれのアイディアは、ゲームを支配し、チャンスを作り出し、相手にカウンターを許さないというものであるべきだ」 「良い準備をしてきたが、この時期は、異なるトレーニング方法をしているので、選手たちがやや苦戦するのは普通だろう。今日の敗戦は、正しい形で受け止めれば、チームのためになる。この合宿の良いところは、チームで一緒に過ごして一緒に取り組めるところだ。試合や練習をこなすにつれて、自分たちのベストを出せるようにしなければならない」 またユーヴェ指揮官は、ローマ移籍が目前に迫るがマティアス・スーレの出場がなかったことに言及。「彼とは、昨日、話をした。『出場しなくてよいか』と頼まれたため、彼の決断を尊重した」と明かした。続いて補強についても語り、「競争力のあるチームを作り上げられるだろうと確信している。来るべき選手が正しいタイミングでやって来るだろう」と述べた。