石川佳純さん

　卓球女子で五輪3大会連続メダリストの石川佳純さんが〝かつての戦友〟にエールを送った。 　昨年5月に現役を退いた石川さんは、開幕まで残り100日となったパリ五輪にスペシャルキャスターの立場で携わる。多くの競技の取材に携わる中で、卓球女子の後輩にも注目。代表に選出された早田ひな（日本生命）、平野美宇、張本美和（ともに木下グループ）は、現役時代に何度も対戦し、世界の舞台でも共闘した過去も持つ。 　17日に都内で行われた「TEAM　JAPANオフィシャルスポーツウエア発表記者会見」にアシックス応援パートナーとして出席した石川さんは、シングルス代表の早田と平野に「早田選手は東京（五輪）以降、本当に力をつけてきている選手。初出場の五輪になるが、エースとしてチームを引っ張ってほしい。平野選手は2回目の五輪になるので、経験を生かしてチームを引っ張ってほしい」と語った。 　団体戦要員の張本には「初出場の五輪なので緊張もあると思うが、新しいチャレンジになると思う。五輪の舞台は精いっぱい自分を表現する舞台にしてほしいし、実力のある選手なので、思い切り先輩2人についていって、最高のプレーをしてほしい」と期待を寄せた。 　この日の石川さんは、公式Tシャツを身にまとって登壇。「応援パートナーとして全力で応援したい」と選手に負けないパフォーマンスを誓った。