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首相に「党員として恥ずかしい」　島根で車座対話、参加者が苦言

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共同通信
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島根県安来市で開かれた自民党の「政治刷新車座対話」。中央は党総裁の岸田首相＝21日午前

自民党の「政治刷新車座対話」に党総裁として出席し、参加者の話を聞く岸田首相＝21日午前、島根県安来市

　岸田文雄首相は21日、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けて島根県安来市で開かれた「政治刷新車座対話」に党総裁として出席した。「信頼回復を果たさなければならない。強い覚悟で臨む」と訴え理解を求めたが、参加者は「党員として恥ずかしい気持ちでいっぱいだ」と苦言を呈した。 首相処分なし「納得せず」78％

　対話は首相が衆院島根1区補欠選挙の応援に入ったのに合わせて開催。首相は冒頭、裏金事件について「国民に大きな政治不信を招いた」と述べ、陳謝した。 　参加した男性は「政治とカネの問題が選挙活動に大きな影響を与えている。かつての保守王国・島根は今はない」と指摘した。少子化対策や農政の充実を求める声も出た。

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