ルイ・ヴィトンの新作時計は、羊の皮を被った狼なのか? クワイエット・ラグジュアリーな3針モデルが登場!──GQ新着ウォッチ
神はディテールに宿る!
ローズゴールドモデルのダイヤルは、ルイ・ヴィトンのモノグラム・キャンバスの細かいグレイン(しぼ)のある表面を模したもの。金属製のダイヤル上でキャンバスのしなやかさと触感を完璧に表現するため、特注のダイヤルスタンプは試作を重ね、開発・改良されたという。12時のアワーマークの真下にあるルイ・ヴィトン ロゴの下には「PARIS」が刻まれた。 シルバーのダイヤルを装備したローズゴールドの「エスカル」 には、ルイ・ヴィトンのレザーグッズのノウハウにそのままインスパイアされたカーフレザーストラップが組み合わされる。1999年に初めて導入された天然のノマドレザーから着想を得たこのストラップは、時が経つにつれて美しいパティーナ(陰影)を帯びる一方、ルイ・ヴィトンのレザーグッズと同じように、快適性や素材の性能は失うことはない。 プラチナモデルは、メテオライト、ブラックのダイヤルの2モデルを用意。いずれもホワイトゴールドの針とインデックスを装備する。 2023年の「タンブール」モデルで初めて搭載されたキャリバー LFT023は、ムーブメント専門メーカー「ル・セルクル・デ・ オルロジェ」と共同で「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ ヴィトン」が設計。初の自社製自動巻き3針ムーブメントとなる。
LOUIS VUITTON 「エスカル オトマティック ローズゴールド グレー」W3PG11 18KRGケース×カーフレザーストラップ、自動巻き、39mm径、¥4,147,000 「エスカル オトマティック ローズゴールド ブルー」W3PG21 18KRGケース×カーフレザーストラップ、自動巻き、39mm径、¥4,147,000 「エスカル オトマティック プラチナ メテオライト」W3PT11 プラチナ製 ×カーフレザーストラップ、自動巻き、39mm径、¥5,577,000 「エスカル オトマティック プラチナ ダイヤモンド」W3PT3Y プラチナ製 ×カーフレザーストラップ、自動巻き、40.5mm径、価格要問合せ 文と編集・神谷 晃 AKIRA KAMIYA @GQ