経営者の望月元気さん

　カレー専門店「船場カリー 本店」（大阪市中央区南本町3、TEL 06-7410-3466）が7月29日、大阪・本町でリニューアルオープンした。（船場経済新聞） 【写真】船場カリー名物の「牛すじネギカリー」 　店舗面積は10坪で、席数は20席。1997（平成9）年にオープンし、同ブランドは現在、大阪で10店を展開する。経営者の望月元気さんは以前はマネジャーとして20年以上勤務。前経営者の引退を機に店を引き継いだという。 　同店のカレーはルーにイカスミが入り、黒みがかった色が特徴。「辛口のカレーだが、イカスミが入ることでコクが出る。ただ辛いだけでない味わい」と話す。辛さの度合いは気温や湿度に合わせて調整しているという。名物は「牛すじネギカリー」（1,050円）で、「牛すじは4時間煮込んで柔らかく仕上げている。トッピングのネギはほどよい辛みとシャキシャキ感があり、ルーとの相性がぴったり」と説明する。「ローストンカツカリー（900円）やチキンカツカリー（850円）など揚げ物のカレーや、チーズトッピングのカレーも人気」とも。 　6月末で一度閉店して、店内をリノベーションして再オープンした。リニューアルではメニューを見直し、新たにエビフライのカレーを開発したという。「夜の営業を再開し、土曜・祝日もランチタイムに店を開けるようにした。営業時間が広がったので、これまで来店できなかった人も足を運んでもらえたら」と来店を呼びかける。 　営業時間は、昼＝11時～15時、夜＝17時～21時。土曜・祝日の夜、日曜定休。