レモンを食べて積んで測って…レモン産地で「世界選手権」 広島県尾道市
地元の特産品にちなんだ「せとだレモン祭」が広島県尾道市瀬戸田町で24日あった。レモンを使って競う「世界選手権」などでにぎわった。 【写真】切り口が星型の瀬戸田産レモン 瀬戸田体育館であった世界選手権では、皮なしレモンの早食い、重さ当てなど4種目があった。皮を積み上げて高さを競う種目では高知市の専門学校教員小松健児さん(52)が35・8センチの記録で優勝。「難しいけど面白い競技。終わった後も手にレモンの良い香りを感じる」と喜んでいた。 体育館そばの屋台では、レモンを使ったパンやスイーツ、ドリンクを販売。地元グループによる太鼓演奏やフラダンスの披露もあった。 尾道観光協会や尾道しまなみ商工会でつくる実行委員会が企画。川崎育造委員長は「島内外のお客さんが楽しんでくれてうれしい。瀬戸田の活力にしたい」と話していた。
中国新聞社